日本貿易振興機構(ジェトロ)が発表した2023年版「世界貿易投資報告書」によると、日本の貿易は、輸入が過去最高額を記録する一方で、輸出が減少したことから、貿易収支の赤字幅は前年から大幅に拡大し、円ベースで見ると、輸出、輸入、貿易赤字とも過去最高額を更新しております。こうした背景には、円安に加え、資源価格の高騰による輸入額の押し上げが要因と言われており、高知県の経済界にとっても、為替変動を的確に捉えた貿易戦略が重要となっているところです。
そこで今回は、長年にわたり貿易に携わり、現在は自治体や経済団体のアドバイザーなどとして活躍されている小島尚貴氏をお招きし、「貿易の視点から見えてきた、地方経済再建の秘策」と題してご講演いただきます。多くの方々の参加をお待ちしております。