ザ・きもだめしとおりゃんせ

ザ・きもだめし|とおりゃんせ

江戸時代から伝わる童歌
病気や栄養失調などで七つを越す子供が少なく
天神様を祀り、子供達の成長を願った。

それからは無事に七つを越す子供が増え
七つを越す子供が御礼と感謝の意味を込めて
天神様へ御礼を納めに行くようになったと言われている。

童歌「とおりゃんせ」の歌に込められた祟り?
「驚愕の事実」とは

ここで伝えられている話は・・少し違うもので・・山間にひっそりと佇むこの村は、数 十年にわたり疫病や飢餓で苦しんでいた。村の神宮は、苦しむ村人達を救うため、毎日神に祈りを捧げていた。・・・とある夜、神宮は不思議な夢を見た。

村の傍らにある大きな山から、天神様が村へ降りてきて・・
「七歳の子を山に捧げよ!さすれば村人達は全ての苦しみから解放されるであろう!!」

神宮はそのことを村人達に話すと「天神様のお告げに違いない!天神様は我々を見捨ててはいなかったのだ!」という話になった。 疫病や飢饉のせいで子供がほとんどいなかったが、この時は村長の娘と、村のはずれに住む孤児の娘の二人が住んでいた。 村長の娘は七歳、孤児の娘は年齢がわからなかった。背格好は村長の娘とよく似ていたが、村人達は孤児の娘と関わり合いを 持つことを嫌がっていた為、誰も孤児の娘の素性を知る者はいなかった。

孤児の娘の名前は”眞子”・・・首筋から顔にかけて奇妙なアザ(炎のような印)があり、村人達は気味悪がって近づこうとしなかった。

それどころか、「穢れた子」・・・「悪魔の申し子」・・・「村の疫病神」・・・そんな心無い噂が村中で囁かれていた・・。 ”眞子”はアザを隠す為、生前”眞子”を誰よりも愛していた母から貰った、真っ白で綺麗な【能面】をいつも被っていた。

神宮がお告げの話をした晩、村では集会が行われた。議題はもちろん、人柱となる子の話だった。すると村長が村人にこう言った・・・。

「村のはずれにいる娘は今年七歳になった。それにあのアザは人の業ではない・・あれが村に厄災をもたらしている元凶なのだ・・。 天神様もそのことをわかっておられる。だから村から早う追い出せとおっしゃっているのだ!皆も・・・、あの娘で良いな?」

村長は村の全員を騙した。孤児の娘の歳など誰も知らないことを利用して、自分の娘を守る為に”眞子”を七歳だと偽った。 村人は村長の意見に合意した。そして抵抗する”眞子”から、大切な【能面】を剥ぎ取った後、無理矢理棺に押し込んで、 人柱として生きたまま天神様へと捧げたのだ。

天神様 天神様

人柱を捧げて数日後の早朝、村長の娘の焼死体が発見された。全身黒焦げで異臭を放っていたが何故か・・・顔だけはほとんど 焼けた跡がなく、その顔には見覚えのあるアザが浮かんでいた。炎の様な印のアザ・・・そう、”眞子”のアザと全く同じものだった・・。

その後”眞子”を人柱として捧げた翌年の同日に村は全焼。村人全ての顔には同じアザが浮かんでいたそうだ・・・。 それ以来・・・この村に伝わるのは「人柱とされた”眞子”の・・・祟り・・・」 今もなお・・”眞子”の魂が母から貰った大事な【能面】を探している・・・・・・とか・・。

これは、あくまで言い伝え。さぁさぁ、「とおりゃんせ~」・・・どうか天神様に御礼を納める道中、”眞子”に出逢いませんように・・・。

とおりゃんせ|詳細情報

2018年714日(土) ~829日(水)

イオンモール高知2F イオンホール

入場料(税込)600円(前売り500円)

選択型お化け屋敷
「コワイ」のは苦手・・でも、
という方向けの「甘い」コースもあります。き・て・ね・・
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ザ・きもだめし|とおりゃんせ